俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「セリフ…」
「ほら、『イケメンとのキス、ごちそーさま』さ」
ウブ…?
まさか。
あんなギャルの見てくれだし、さっきもキスをギャランティとしてかっくらっていくヤツが、ウブ?
…だが。
確かに、そのキスの件で不可思議なことはあった。
《…とれた》
なずなの舌先に乗っていた。
あの、薫のコートにくっついていたアボカドの皮。
取れた、って…。
そして、手で触ったらバチッとショートして。
落ちそうになっていた欠片を、手ではなくなぜか御札で受け止めていた。
なずなは、ただの静電気って言ってたけど…。
「ん?どうしたの?黙っちゃって」
「いや、あの…実は」
その道の人ではないけれど。
どうも一人では抱え込めきれず。
その疑問を咲哉さんに話してみる。
へぇー?あ、そう…と、聞き流すことになるかな?と思っていたんだけど。
「…なるほど」
何故だか、妙に納得したリアクションを取っていて、逆にこっちがビックリさせられる。
「ほら、『イケメンとのキス、ごちそーさま』さ」
ウブ…?
まさか。
あんなギャルの見てくれだし、さっきもキスをギャランティとしてかっくらっていくヤツが、ウブ?
…だが。
確かに、そのキスの件で不可思議なことはあった。
《…とれた》
なずなの舌先に乗っていた。
あの、薫のコートにくっついていたアボカドの皮。
取れた、って…。
そして、手で触ったらバチッとショートして。
落ちそうになっていた欠片を、手ではなくなぜか御札で受け止めていた。
なずなは、ただの静電気って言ってたけど…。
「ん?どうしたの?黙っちゃって」
「いや、あの…実は」
その道の人ではないけれど。
どうも一人では抱え込めきれず。
その疑問を咲哉さんに話してみる。
へぇー?あ、そう…と、聞き流すことになるかな?と思っていたんだけど。
「…なるほど」
何故だか、妙に納得したリアクションを取っていて、逆にこっちがビックリさせられる。