俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「だって…後つけるとか、だっせぇだろ」
嫉妬心丸出しで二人の行く末を尾行するなんだ、単にダサい。
ドーンと構えてない自分、カッコ悪い。
ただ、そう思っただけだ。
そんな行き違った、食い違ったでギャーギャー喚いて、怒って。
怒り丸出しで尾行する俺。
そんな女々しい男、好きになって貰えると思うか?
俺は…嫌だ。
「だっせぇって、そんな…」
「いいんだ。おまえもチョコ買ったし、もう帰るぞ」
「ええぇぇ…」
美森は不服そうな声を漏らすが。
「ほら」と、帰りを促す。
今回のことは、来週学校で話せばいい。
もう、いいんだ。
結果がどうであれ、動じない。
ドーンと構える。
俺のこの挑戦は、まだ始まったばかりなのだから。
そうでなくちゃ…ヤツの上には行けない。
「もぉー。別っにいいじゃーん。好きで好きで君をどこまでも追いかける!でさー?私はそっちの方が愛感じるなー」
「何言ってんだよ。見方によりゃストーカーだぞ。犯罪だぞ!」
「やー!情熱的なのがいいー!」
嫉妬心丸出しで二人の行く末を尾行するなんだ、単にダサい。
ドーンと構えてない自分、カッコ悪い。
ただ、そう思っただけだ。
そんな行き違った、食い違ったでギャーギャー喚いて、怒って。
怒り丸出しで尾行する俺。
そんな女々しい男、好きになって貰えると思うか?
俺は…嫌だ。
「だっせぇって、そんな…」
「いいんだ。おまえもチョコ買ったし、もう帰るぞ」
「ええぇぇ…」
美森は不服そうな声を漏らすが。
「ほら」と、帰りを促す。
今回のことは、来週学校で話せばいい。
もう、いいんだ。
結果がどうであれ、動じない。
ドーンと構える。
俺のこの挑戦は、まだ始まったばかりなのだから。
そうでなくちゃ…ヤツの上には行けない。
「もぉー。別っにいいじゃーん。好きで好きで君をどこまでも追いかける!でさー?私はそっちの方が愛感じるなー」
「何言ってんだよ。見方によりゃストーカーだぞ。犯罪だぞ!」
「やー!情熱的なのがいいー!」