俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「へぇー。なるほど。…人間の嫉妬心をエネルギーにして人の形を保つ魔族か。だから、あんなに人がバタバタ倒れてたのか。…おまえが、その嫉妬心やらを人間から吸い上げたその結果、嫉妬心をエサに人間の微々たる霊力も急激に吸い上げられ、意識を失う。ってカラクリか」
イケボ男が感心しながらブツブツと独語している。
嫉妬心をエサに…?
だからなのか?
さっきの嫉妬心が持ってかれた感覚。
この魔族とやらに吸い上げられていたのか。
「…まさか、こいつを倒すとか?」
傍にいるなずなに訊ねると、「うん」と頷く。
「この札駅付近で、何の前触れもなしに若者がバタバタ倒れるっていう事件が何件もあって調査依頼が来てたんだ。結果、壱丸デパートのこの催事会場に潜んでいることがわかって…それで今日、退魔調伏に。でも…まさか魔族の仕業だったなんて」
そうだったのか…やはり、依頼だったのか。
なずなはチョコを買いに来たのではなかった。
(ああぁぁ…)
イケボ男が感心しながらブツブツと独語している。
嫉妬心をエサに…?
だからなのか?
さっきの嫉妬心が持ってかれた感覚。
この魔族とやらに吸い上げられていたのか。
「…まさか、こいつを倒すとか?」
傍にいるなずなに訊ねると、「うん」と頷く。
「この札駅付近で、何の前触れもなしに若者がバタバタ倒れるっていう事件が何件もあって調査依頼が来てたんだ。結果、壱丸デパートのこの催事会場に潜んでいることがわかって…それで今日、退魔調伏に。でも…まさか魔族の仕業だったなんて」
そうだったのか…やはり、依頼だったのか。
なずなはチョコを買いに来たのではなかった。
(ああぁぁ…)