俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「…え。私がいつそんなことするって言った?誰も腹に蹴り入れて踵落としをキメようなんざ思っちゃいないわあぁぁっ!」
「…ヤル気満々じゃねえか!」
二人でガタガタと揉めていたが。
そんな俺達を構わず、チカはいつの間にかなずなと一緒にいたギャル友のむーに「むーお疲れー」と、話し掛けている。
肌が黒いむーに「スズチカおまえやることエグいな」と言われていた。
ターゲットが向こうに行ってしまい、なずなはちっと舌打ちする。
俺は取り敢えずホッとしたが。
「…ったく、おまえ。ボッコボコはやめろ。こんな公衆の面前でやらかしたら先生にバレて連れていかれるぞ?」
「知りませんー知りませんー」
すっとぼけてる…!
ヤロウ。
ため息が出てしまった。
「調子はどうだい」
「ん?」
「明日から冬休みだろ」
「………」
急に話題が変わった。ガチギレモードではなくなった。
切り替え早すぎるだろ。
「…ヤル気満々じゃねえか!」
二人でガタガタと揉めていたが。
そんな俺達を構わず、チカはいつの間にかなずなと一緒にいたギャル友のむーに「むーお疲れー」と、話し掛けている。
肌が黒いむーに「スズチカおまえやることエグいな」と言われていた。
ターゲットが向こうに行ってしまい、なずなはちっと舌打ちする。
俺は取り敢えずホッとしたが。
「…ったく、おまえ。ボッコボコはやめろ。こんな公衆の面前でやらかしたら先生にバレて連れていかれるぞ?」
「知りませんー知りませんー」
すっとぼけてる…!
ヤロウ。
ため息が出てしまった。
「調子はどうだい」
「ん?」
「明日から冬休みだろ」
「………」
急に話題が変わった。ガチギレモードではなくなった。
切り替え早すぎるだろ。