俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「ただ?」
「…ただ、そこから魔力が漏れて流れ弾のようになり、関係無い人に被害をもたらしてるのは、見過ごせないな?」
良くないことではあっても、そこには人同士の依頼とお金が発生してるので、敢えて口を挟まないが。
関係無い人への被害…ただ漏れの流れ弾は放っておくワケにはいかない。
と、いうことか。
それはプロらしい発言ではあるが。
「取り敢えず、その魔術が行われているであろう現場を特定し、突入する」
「突入!」
「で、『奥さん、魔力だだ漏れですよー?気を付けてくたさーい?』と、一言忠告する」
「………」
何だ?その近所のおばちゃん風…。
すると、タブレットから着信音がした。
なずなはその画面をじっと確認する。
「…ボスからゴーサインが出た。行くぞ」
「ああ」
「…って、来るの?」
「なずなが行くぞっつったんだろ」
「………」
勢いで思わず口にしてしまったのか。
しまった…といった表情を見せているが、こちらとしては都合が良いことで。
やったーなんてね。
…こうして、次の行動に。
陰陽師の助手業は、まだまだ続く。
「…ただ、そこから魔力が漏れて流れ弾のようになり、関係無い人に被害をもたらしてるのは、見過ごせないな?」
良くないことではあっても、そこには人同士の依頼とお金が発生してるので、敢えて口を挟まないが。
関係無い人への被害…ただ漏れの流れ弾は放っておくワケにはいかない。
と、いうことか。
それはプロらしい発言ではあるが。
「取り敢えず、その魔術が行われているであろう現場を特定し、突入する」
「突入!」
「で、『奥さん、魔力だだ漏れですよー?気を付けてくたさーい?』と、一言忠告する」
「………」
何だ?その近所のおばちゃん風…。
すると、タブレットから着信音がした。
なずなはその画面をじっと確認する。
「…ボスからゴーサインが出た。行くぞ」
「ああ」
「…って、来るの?」
「なずなが行くぞっつったんだろ」
「………」
勢いで思わず口にしてしまったのか。
しまった…といった表情を見せているが、こちらとしては都合が良いことで。
やったーなんてね。
…こうして、次の行動に。
陰陽師の助手業は、まだまだ続く。