俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
木嶋さんは、軽く慌てふためき吃りながら答えていた。
キョドってる。若頭。
「わ、わ、わかった!ま、待て!」
「他に誰もいらっしゃらないのなら、あなたでも良いんですよ、若頭さん?むしろ、あなたがいらしてくださいな?」
「だから!…俺は女とはしない!待て!」
「若頭さん、いらして…」
沙羅先輩、木嶋さんを誘ってる…。
おいおいおいおい。理性もなんもあったもんじゃない。
さすが、エロ悪魔の魔法陣でずっと過ごしているだけある。
「…あのお姉さん、どうやら若頭がタイプみたいでやんす。さっきからずっと誘ってるんでやんす。若頭がホモで女に反応しないってわかってても『私が反応させてあげる』ってきかないんでやんす」
「こらぁぁ!余計なことを言うな!」
木嶋さんはとたんに逆上し、語尾にやんすを付ける子分の頭をポカッと殴っている。
そうか…木嶋さん、沙羅先輩にキョドってるの、こういうことだったのか。
操の危険を感じて…。
苦笑いが出てくるが、木嶋さんは血走った目でキッと俺を見る。
ヤクザの眼光に、体を震わさざるを得ない。
やばっ。笑ってんのバレた!
キョドってる。若頭。
「わ、わ、わかった!ま、待て!」
「他に誰もいらっしゃらないのなら、あなたでも良いんですよ、若頭さん?むしろ、あなたがいらしてくださいな?」
「だから!…俺は女とはしない!待て!」
「若頭さん、いらして…」
沙羅先輩、木嶋さんを誘ってる…。
おいおいおいおい。理性もなんもあったもんじゃない。
さすが、エロ悪魔の魔法陣でずっと過ごしているだけある。
「…あのお姉さん、どうやら若頭がタイプみたいでやんす。さっきからずっと誘ってるんでやんす。若頭がホモで女に反応しないってわかってても『私が反応させてあげる』ってきかないんでやんす」
「こらぁぁ!余計なことを言うな!」
木嶋さんはとたんに逆上し、語尾にやんすを付ける子分の頭をポカッと殴っている。
そうか…木嶋さん、沙羅先輩にキョドってるの、こういうことだったのか。
操の危険を感じて…。
苦笑いが出てくるが、木嶋さんは血走った目でキッと俺を見る。
ヤクザの眼光に、体を震わさざるを得ない。
やばっ。笑ってんのバレた!