俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「…ようやく会えましたわね?伶士。…卒業式以来ですか?」
そう言いながら、舞絵は俺にジリジリと詰めよってくる。
…無理もない。
付き合いの長い舞絵にでさえ、何も言わずに俺は北桜学園を去ったのだ。
その後のお呼びだしも『部活が忙しい』と、全てお断りしていたし。
…でも、だからって。
パーティーに乗り込んでくるか?!
そんな舞絵は、いかにも不服そうな表情で俺の前に立ちはだかる。
「…さあ、伶士。早速ですが、私が何を言いたいのかはお分かりですね?」
「え…」
「何故、私達に何も言わずに北桜学園を出ていったのですか…?」
最初っから、ズバリと核心を…!
トレードマークのいかにもお嬢様口調で、舞絵は更に詰めよってくる。
目付きといい、これは相当お怒りだ。
まずいぞ…。
でも、逃がしてもらえるワケでもなく。
「…さあ!言い訳聞きましょうか!」
やばっ…!
そう言いながら、舞絵は俺にジリジリと詰めよってくる。
…無理もない。
付き合いの長い舞絵にでさえ、何も言わずに俺は北桜学園を去ったのだ。
その後のお呼びだしも『部活が忙しい』と、全てお断りしていたし。
…でも、だからって。
パーティーに乗り込んでくるか?!
そんな舞絵は、いかにも不服そうな表情で俺の前に立ちはだかる。
「…さあ、伶士。早速ですが、私が何を言いたいのかはお分かりですね?」
「え…」
「何故、私達に何も言わずに北桜学園を出ていったのですか…?」
最初っから、ズバリと核心を…!
トレードマークのいかにもお嬢様口調で、舞絵は更に詰めよってくる。
目付きといい、これは相当お怒りだ。
まずいぞ…。
でも、逃がしてもらえるワケでもなく。
「…さあ!言い訳聞きましょうか!」
やばっ…!