俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
現実かイタズラか罠か
★★★
「と、取り敢えず…座るか」
怒りのオーラを背負い、俺に詰めよってくる舞絵を宥めるつもりで。
取り敢えず、隅のテーブル席に案内する。
舞絵の好きなハーブティーでも頼んで。
「あら、私がラベンダーのハーブティーが好きだということを覚えておいて下さいましたか」
「………」
そう言って、舞絵はハーブティーを一口飲んでいるが。
俺は…顔を合わせられない。
まさか、このパーティーに前の学校の友人が乗り込んでくるとは思わなかった。
そして、開口一番。
『何故、私達に何も言わずに北桜学園を出ていったのですか…?』
…核心を突かれるとは。
昔と変わらず、いつも突然だな。
しかも、怒ってるようだ。
ヤバい…心拍数かなり上がってる。
「…舞絵、今日はわざわざ札幌から来てくれてありがとう…」
俺が取り敢えずの挨拶で口を開くと、カップを持ったままジロッと見つめられる。
うっ…ものすごい眼力だ。
ちょっとビビる。
何?
この罠にハメられた感。
「と、取り敢えず…座るか」
怒りのオーラを背負い、俺に詰めよってくる舞絵を宥めるつもりで。
取り敢えず、隅のテーブル席に案内する。
舞絵の好きなハーブティーでも頼んで。
「あら、私がラベンダーのハーブティーが好きだということを覚えておいて下さいましたか」
「………」
そう言って、舞絵はハーブティーを一口飲んでいるが。
俺は…顔を合わせられない。
まさか、このパーティーに前の学校の友人が乗り込んでくるとは思わなかった。
そして、開口一番。
『何故、私達に何も言わずに北桜学園を出ていったのですか…?』
…核心を突かれるとは。
昔と変わらず、いつも突然だな。
しかも、怒ってるようだ。
ヤバい…心拍数かなり上がってる。
「…舞絵、今日はわざわざ札幌から来てくれてありがとう…」
俺が取り敢えずの挨拶で口を開くと、カップを持ったままジロッと見つめられる。
うっ…ものすごい眼力だ。
ちょっとビビる。
何?
この罠にハメられた感。