俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「…明日、後援会の集いがございますので、すみませんが、遅くはならない時間にお暇致します」
「え、明日用事あるのにわざわざ…」
「…それでも、来ようと思ったのは、あなたとどうしても直接お話をするためですよ!」
「えっ…!」
急に声が張り上がった。
そして、畳み掛けられる。
「…なぜ、何も言わずに北桜を出たのですか」
「それは…星天高校でサッカーやるために」
「そうじゃありません!」
舞絵の張り上がった声に、更にビクッとさせられる。
「私が聞きたいのは、『なぜ、北桜学園を辞めて公立高校に進学したのか?』ではなく、『なぜ、私達に何も言わずに出ていったのか?』ですよ!」
「うっ…」
そう来るか…!
まあ…仲間意識が強い舞絵のことだから、こんな相談もせずに、黙って学園を出ていくなんて、誠に遺憾と言われても仕方ない。
「え、明日用事あるのにわざわざ…」
「…それでも、来ようと思ったのは、あなたとどうしても直接お話をするためですよ!」
「えっ…!」
急に声が張り上がった。
そして、畳み掛けられる。
「…なぜ、何も言わずに北桜を出たのですか」
「それは…星天高校でサッカーやるために」
「そうじゃありません!」
舞絵の張り上がった声に、更にビクッとさせられる。
「私が聞きたいのは、『なぜ、北桜学園を辞めて公立高校に進学したのか?』ではなく、『なぜ、私達に何も言わずに出ていったのか?』ですよ!」
「うっ…」
そう来るか…!
まあ…仲間意識が強い舞絵のことだから、こんな相談もせずに、黙って学園を出ていくなんて、誠に遺憾と言われても仕方ない。