俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「パーティーは普段の生活からかけ離れた特別な場…。そんなスペシャルな空間で、この伶士さんの素敵なスーツ姿を目にしたら、どんな女性もイチコロですわよ?それにもし、姫君がパーティードレスをお持ちでないのなら私がヘアメイク付きでお貸ししますわ!」
待て待て待て待て!
ドレスの個人レンタル…ロケットスタートで、だいぶ前に進んでしまってるようだ!
麗華さん、相変わらず…。
面倒見が良いのは、いいんだけど…。
「れ、麗華さん…ホントそんなんじゃ」
「まあまあ、こういうのは押せ押せで行くのがよろしいんですってよ?それに、伶士さんの前に夢中になれるほどの素敵な姫君が現れたことが私は嬉しいのです…」
「はぁ…」
「まさか…あの破廉恥極まりない男が、伶士さんの恋人を略奪するという、信じられない悲劇が起こるだなんて…それを聞いた時はもう私、おかしくなりそうでしたわ?ああぁぁ…」
「は…?」
「兄に恋人を横取りされるだなんて、伶士さんの気持ちを考えるともう、ズタズタのギッタギタで…」
「ち、ちょっと待ってください!な、何で知ってるんですか?!」
待て待て待て待て!
ドレスの個人レンタル…ロケットスタートで、だいぶ前に進んでしまってるようだ!
麗華さん、相変わらず…。
面倒見が良いのは、いいんだけど…。
「れ、麗華さん…ホントそんなんじゃ」
「まあまあ、こういうのは押せ押せで行くのがよろしいんですってよ?それに、伶士さんの前に夢中になれるほどの素敵な姫君が現れたことが私は嬉しいのです…」
「はぁ…」
「まさか…あの破廉恥極まりない男が、伶士さんの恋人を略奪するという、信じられない悲劇が起こるだなんて…それを聞いた時はもう私、おかしくなりそうでしたわ?ああぁぁ…」
「は…?」
「兄に恋人を横取りされるだなんて、伶士さんの気持ちを考えるともう、ズタズタのギッタギタで…」
「ち、ちょっと待ってください!な、何で知ってるんですか?!」