【短編】 ME☆GA☆NE
「え?あ、い、いいんですか?」

神崎様、声カワイイですよ!

しかもどこか僕と同じで緊張しているようだ。

「は、はい。僕、友達と二人なんですが、よければと思って…。」

グループュに関しては神崎様は触れなかった。触れないからこそ恥ずかしい!

「は、はい。私、ちょうど一人ぼっちだったんで、誘ってくれると嬉しいです!」

大学デビューは成功なのでは!?

いくら授業とは言え、憧れの人に声をかけ、しかもこれから一年グループになる!レッツグループ!

「じゃ、じゃあ、グループになりましょう!僕の友達はあそこの…」

「翼〜!グループ出来たよ〜!」

えぇーーー!!

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