最初で最後の恋。
私は声を上げて蓮の言葉を遮る

私は怖かった、また、別れを告げられるのではないかと、

「あのね!蓮」

と声をかけると蓮が頷く

「5歳の時にはもうこの恋は始まっていたみたい」

彼は目を開く

「私はあなたが好きいいえ。大好き」

そう言った瞬間彼が飛びついてきた

「なんで先に言ってしまうんだ。
俺も初恋だ。好きだ」

といって触れるだけの甘いキスをしてくる

彼の顔はみるみるうちに赤くなっていく

「フフッ照れてるの?」

とおちょくると

「うるせぇ」

と、顔を背ける

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