最初で最後の恋。
〜雅〜
今日叔父様に姫が戻ってくると聞き

家を飛び出した、まぁ理由はあれしか無いだろうな

書斎へ足を踏み入れ

「ご無沙汰してますおじさん」

と、一声かける

するとあぁ。と優しい声が聞こえ安心する

久しぶりだから嬉しいんだろうな

俺もだ。

初恋だしな。

2階へ上がった途端

ガチャと玄関のドアがメイドによってあけられる

帰ってきた人がわかった瞬間

俺は息を飲んだ。

はぁ、なんて美しいんだ。

隆人に手を取られコツコツと優しい笑みを浮かべて入ってくる麗美の姿を見つけた

さぁ今日も仕事だ。

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