闇の中の太陽
楽しみだなぁっと思いながら待っている間侑哉にもたれてお酒を飲んだ。

「ん、どーした?ねみーのか?」

「違うし!小学生か!」

侑哉のトンチンカンな事に思わず突っ込んでしまう。

甘えてるのに

「おーおーそんな怒んな。あー俺も飲みて寛樹ー酒持ってきてくんねーか」

私は軽くあしらわれ、興味はお酒になった

「あ、何飲みてーんだ」

「任せる」

「それ一番困るんだけど」

そういいつつも探すあたり寛樹は優しいな

「おーい、美蘭。スープできたぞ」

「わーい!」

奏太のキムチスープをもらって侑哉のところにいってちょこんと侑哉の足の上に乗る

「本当どうした?いつもより可愛らしいな」

「…別に、いいじゃん。甘えたい気分なの…」

「……」

「あ、後さ、私さ、一応、侑哉のお、女だし、スキンシップしたいなーってね…」

改めて口にすると恥ずかしい。

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