イケメン芸能人と溺愛シェアハウス♡
「いやいや、相良くんは大丈夫ですよ!私のことは特にそういう目で見てないですから!そ、そうだよね!」
言いながら心の底でどこか傷ついている自分がいて、変な感じ。
でも、相良くんが私に興味ないことは当然のことだし。
相良くんだけじゃない、ここの住人は一流芸能人。関わる女の子たちだって桁違いの美女ばかりだもん。
わかってるから。
悲しい気持ちを押し殺すように引き攣り笑いで相良くんの方を見れば。
「……」
ノーコメントで目を逸らされた。
え……。
そこはしっかり否定してもらわなくちゃ!
「へ……雫久……」
「麻飛、ダメでしょ?純恋ちゃんまだ病み上がりなんだから、騒いじゃ」
麻飛くんが何か言いかけた時、彼の後ろからフッと現れた王子様が麻飛くんの肩を組んでそう言った。