一夜の過ちで授かったら、極上御曹司に娘ごとたっぷり溺愛されています
「こんにちわ。真由ちゃん。私はあなたのおばあちゃんよ。こっちはおじいちゃん」
お母様はとても優しい瞳で、真由をみながら声を掛けてくれる。
「おばあちゃん?」
不思議そうに言った真由に、亜里沙ちゃんがとコトコトやってくる。
「おばあちゃまよ」
「おばあちゃま?」
そんな二人のやり取りに、お母様はくすりと笑うと「どっちでも好きによんで」そう言いながら真由の頭を撫でた。
「うん、おばあちゃま」
真由はそう言うと、亜里沙ちゃんと遊びたいとリビングのおもちゃコーナーへと行ってしまった。