一夜の過ちで授かったら、極上御曹司に娘ごとたっぷり溺愛されています
それから、お昼になり6人でのお誕生日会が始まった。
天気が良かったこともあり、リビングとテラスの窓は開けられ開放的な空間はとても素敵だった。
〝HAPPY BBIRTHDAY”や”3”と書かれたバルーンや、赤やピンクのハートのバルーンがリビングにたくさん飾れていたて、ダイニングテーブルにはさっきまでなかった、唐揚げや、ポテトなど子供の好きそうな料理が可愛らしく並んでいた。
「うわー」
真由は目を輝かせ、色とりどりの風船や料理に喜びニコニコしている。
「さあ、ふたりとも好きなものだといいな」
そんな二人を見ながら、礼華さんが先ほどのケーキを持ってきてくれる。
「亜里沙と、真由ちゃんふたりのケーキよ。読めるかな?」
そう言われて、真由はその初めて見るだろう大きなケーキに目を向けた。
イチゴが大好きな真由にとて夢のようなケーキがもしれない。