愛は惜しみなく与う⑤

昔からこれでなんとかなってる!
と笑って言いました。
お願いですから、女の子がキンタマなんて言葉使わないでください…


『おい、執事だろ?こいつの言葉遣いなんとかしろよ』

「…それは前々から思っておりましたので、で精進します…」


なにが精進しますじゃ!と杏様にツッコミを入れられましたが、もはやそのツッコミが痛い

もう!って言う勢いではありませんね。
どつくぞ!って言う勢いです


その後も寝ましょうと言うわたしの言葉を無視して話し続けてましたが、泉が無理矢理終わらせてくれました


『明日杏が帰ってきて、お前らすぐ寝ていいの?明日起きてたいなら、今寝ろ。そしてこれは、俺の携帯だ』


少し威圧感のある泉に、2人とも大人しく分かったと言った。
猛獣使いですね。私も杏様にしっかりと、言う事を聞いてもらえるようにしないと。

基本的に私の言った事はスルーしますからね、杏様は


「せやな!早く志木寝させな、明日の仕事に支障きたすやろうし、そうしよ」


もう、私がお仕事する前提なんですね?
まぁいいんですよ
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