HARUKA
晴香は、目を大きくして、俺を見つめてた。
頬っぺと耳が少し赤くなっている。
「友達だと思ってくれてたのに、ごめんな。いつもの様に戻れなくてもいい。だけど、」
"無視だけはしないで‥ただのクラスメイトとして接してくれればいいから。"と言おうとした。その時、
晴香の顔が目の前にあった。
晴香と2度目のキスをしていた。
そして、晴香はこう言ったんだ。
「私も拓ちゃんが好き、拓ちゃんが大好きだよ」って――…
「本当?」
「うん、嘘じゃないよ。昨日はびっくりしちゃって‥‥ごめんね、拓ちゃ‥‥わっ」
晴香を強く抱きしめた。晴香も俺にこたえてくれるかの様に抱きしめてくれた。
俺と晴香は両思いになった。