同居人がひたすらに甘々な話
「やったー!雅も、学校頑張って!」

ふわっと微笑んで、突然、私の頬にキスを落とした。

「わっ、」

な、なんでそうなるの!?前置きもなにも無くない??

「がんばれの充電です♪」

また微笑んで、
ぎゅっと私の手を捕まえる。

「ほらっ、一緒に学校行こっ!」



バタンッ
家の扉は優しい音をたてて、私たちを送り出した。




って、ご褒美ってなんなんだ…。
帰りに泉の好きなお菓子いっぱい買っておかないと…パーティーでもするのかなぁ…。




『甘々な朝』完
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