CHERISH(ドキドキ同居生活!?)
「・・・・・・・」

圭が無言になった。・・・・もしかしてマズかったかな・・?

「圭・・・ごめん・・・」

「うまーーーっっっ!!!」

圭が大きな声で言った。

「良かったぁーーー」

「ほんとコレうまい。」

そういった圭の顔が優しくてあたしは顔が熱くなった。




二人でカレーを食べ終わった後リビングでテレビを見てた時のことだった。


「・・・・・お母さんたちいつ帰ってくるんだろ・・・」

あたしはこの生活が気まずくって早く帰ってくることを願った。

「・・・・当分かえってこねーだろーな。」

「えっ!?なんでよ。」

「だって本人たちが言ってたんだから間違いねーよ。」

「・・・・・マヂですか・・。」

「まぁいいじゃん。オレがいるじゃん。」

そういった圭の顔はいつになく優しい顔だった。


圭、期待しちゃってもいいのかな。あたしの自惚れかな・・・・。
期待はしないことにするよ・・・。だって違ってたらかなり落ち込むもん。


「うん。」

なんだか無性に恥ずかしくて俯いて呟いた。

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