隣のアイツ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈沙奈side


「おそーいですよ、2人とも!」


やーっと沙奈ちゃんと青山先輩帰ってきた。
どこまで泳ぎに行ってたんだか…ん?


なんか、手繋いでない?


「ごめんごめん沙奈ちゃん、あ、俺たち付き合うことになったから!」


「「え?!?」」


このなんという驚き発言に、私と圭太の声が重なる。


梨乃をみると照れくさそうな、嬉しそうな、なんとも言えない恋する女子の顔だった。

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