隣のアイツ

「いや?」


ちょっと不満そうに問いかけてくる。


いやな訳あるか!!!
好きな人の部屋で好きな人と2人きりは嬉しいよ!!!!
けど勉強も今回やばいの!!!!


「いや、じゃないけど…なんか、2人きりは…恥ずかしいじゃんっ」


言った!言ったぞ。
変に嫌がってるって誤解を生むなら正直に言った方がいいもん。


すると、圭太の方からクスクス笑い声が聞こえてきた。

< 149 / 222 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop