隣のアイツ
まぁいいけど…と言いながら部屋に案内してくれる。


「おじゃましまーす。わ、可愛いこのお花!」


玄関に飾られてたお花がとても可愛いし、いい匂い。


「それ母さんが飾ってた。花好きなの?」


「うん好き〜!小さい時の将来の夢はお花屋さんだった!」


「へー可愛いじゃん」


…可愛いじゃんって、
なんか、初めて言われたなそんなこと…。


圭太から可愛いって言われるなんて変な感じ…。なんかむず痒い。


嫌とかじゃなくて。


まぁいいや、と、そのまま圭太の部屋に案内される。


「飲み物取ってくるからテキトーに座ってて」


「ほい!」


意外と綺麗にしてんだなー部屋…
なんかもっと散らかってんのかと勝手に思ってた。
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