隣のアイツ
一人で心の中で葛藤していると、ジュースを持った圭太が戻ってきた。


「ありがと!じゃあ、グレープフルーツで!」


「ん、」


部屋に来たはいいものの、なにしよう…。


「今日バイトは?」


圭太がオレンジジュースを飲みながら、私の横に来てベッドに座る。


「き、今日は朝からだったの!梨乃と入れ違いで…だから圭太暇してないかなーって連絡しちゃった!」


あれ、なんか、私喋り方…変?


圭太とこの距離で会話するなんて初めてじゃないでしょ!


むしろこの間のパフェ行く時なんて自分から腕組んでたじゃんか!!!


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