大好きの反対
「うっわ~!入学式に桜の木に見惚れる奴なんかまぢで居ると思わんかった~」
大声でそんな声を掛けられ周りの人の視線は私に集中する
私は恥ずかしさに耐えれなくなりながらもその声の人物のもとへと足早に近づく
そして相手の胸倉を握る私に目を見開いた相手の表情
「悪かったわね!ベタな人間がいて……私こそ高校に小学校みたいな奴が入学するなんて思ってなかったわよ」
相手の身長は150センチちょいくらいだろう。私の身長は168センチ
まさに大女と小男……