僕たちはもう1人じゃない


「あぁ?なんだって?

まさか、先生に歯向かうのか?」


先生も先生だ。


レオをわざと挑発して、怒らせている。


「・・っ!」



レオが何かを言おうとした瞬間、



僕はレオの拳を握った。



「レオ、落ち着いて。


ここで歯向かったら、ダメだ。


何を言っても響かないさ。」




僕はレオに聞こえる声で言った。




「・・・・っ」



レオは悔しそうだったが、


僕の言葉に納得してくれたのか、


怒りを抑えてくれた。



そして、落ち着いて席に着いた。









< 12 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop