僕たちはもう1人じゃない
「・・・はい。」
僕は小さい声で返事をした。
夜22時。
僕はたくさんあった仕事をやっと終わらせ、
溜息をついた。
そして脳裏には、あの時の僕たちが映った。
人生の中で最も美しい思い出だ。
二度とあんな仲間はできないと
今になって感じてる。
そう、あの時の僕は無知で何も分かっていなかった。
幸せとはそう長く続くものではないのだと。
そして、幸せとは自分の選択次第で決まるということを。