君と歩いた道





「莉桜チャン、俺の期待通りの白雪姫だよ。
最後にいい思い出が出来そうだよ。」


『そう言ってもらえて光栄です。』


「毎年、部員1人1人の想いが詰まってる文化祭だからね。
今年はみんなの想いが莉桜チャンの白雪姫に託されてる。
本当に期待してるよ?」


『はいっ!!!』



アタシには意外と自信があった。




はじめは無理だと思ってたケド今はセリフも完璧で遠矢先輩のフォローだってある。



絶対成功する……。



させてやる。





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