君と歩いた道



ぴた
ひんやり……




アタシのあつい頬に冷たい手が添えられた。



「やっぱり…お前熱あんだろ…?」



ははっ…
やっぱり遠矢先輩にはバレっちゃったか…




でももう限界…
クラクラして立ってられない…………




アタシはその場に座り込んでしまった。




『ハァ………………ハァ………………ハァ……』



「こんな熱あるのに…我慢してんじゃねぇよ……」






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