君と歩いた道
出来るだけこの人とは関わりたくない…。
でも試合に負けたらずっと続けなくてもいいんだよね…。
ネックレスの為だ…
しょうがない…
『分かりました。
でも負けたらマネージャーは辞めるしネックレスも返して下さいよ。』
「交渉成立っ
明日からよろしくね?
仮マネージャーさん」
少し我慢すれば…
ネックレスはかえってくる
それにしてもあの人の考えが分からない…
アタシをマネージャーにして何がしたいの?
アタシをからかって面白がってるにちがいない…
性格悪っ……
そんな事を思いながら体育館に行く五十嵐遠矢の後ろ姿を見送った。