会えると信じて〜誠の花〜«後編»
藤堂の叫び声を後ろに2人は逃げた。



雪都『危なかった…』



高杉「危なかったな。」




雪都『暇になっちゃった〜
あ、晋作死合、しようよ。』




高杉「いいぜ…久しぶりだからな。
手加減無用だ。」




雪都『僕が手加減しなかったら
晋作、死んじゃうよ?』




高杉「よく言うな。
始めようか。」



2人は刀を構える。



カキンッ



雪都『よく止めたね…』



高杉「当たり前、」





数分後。




土方「さっきからうるせぇんだよ!!! 」




高杉と雪都の死合は土方によって止められる。




土方「お前ら人の部屋の前で!
雑音で集中できねぇだろ!?」




高杉「悪いな。」




雪都『じゃあとしくんもやる?』





土方「誰がやるか!
お前ら、ほんとに反省しねぇな、」




高杉「あぁ。」





土方「あぁ。じゃねぇよ!」




雪都『あ、僕用事あるから、』




土方「逃げんじゃねぇ!」


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