運命のイタズラ1
野田明日子「申し送りしますよ」
野田明日子さんが、そう言うと看護師や看護助手が、集まって来た。
野田明日子「おはようございます。夜勤から申し送りお願いします」
大川さや(おおかわさや)「夜勤看護助手から申し送りいたします。東谷さん昨晩便弄りあり、麻生さんと間宮さんが昨晩大喧嘩で、青木さん、相馬さん、日川さんが、マイナス3日で、星川さん夫婦、西野さん、山奥さんが、マイナス4日です。」
千沢陽香(ちさわようか)「夜勤看護師の申し送りいたします。先ほどの麻生さんと間宮さんの大喧嘩は、麻生さんが、間宮さんに文句を言ったのが、きっかけで、麻生さんと間宮さんのご家族には、ご連絡済みです。和田さんが昨晩病院から脱走してしまい、駅員に、保護され警察さんと一緒に戻っております。脱走した理由は、家族に逢いたかったそうなので、家族に連絡をして今日面会しに来るそうです。以上
その他の人は、良眠されていました」
野田明日子「お疲れ様です。今日は、検査が、何件か有りますので、担当の人は、お願いします。入院者は、和久井則夫85歳さんが、来ますので、担当の人は、お願いします。退院者は、東谷夫婦です。担当の人は、お願いします。で、今日から看護助手として働いていただきます馬本多美子さんを紹介します」
馬本多美子「初めまして馬本多美子と言います宜しくお願いします」
野田明日子「挨拶は、個人個人で、お願いします。では、今日も安全に仕事をしましょう」

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