彼の仮面を外す時

エスカレート

私は嫌な気がするから教室に先に戻る

案の定教科書がビリビリに裂けていた

「あっれぇー?かわいそぉ。」

と、ぶりぶりしながらバカにしてくる女

私は無表情に

「ごめんなさい。これ、私のじゃない」

と言い教科書の名前の所を見せる

「えっ!?八京様の教科書?!」

「そう。だから大丈夫。」

といって、新品の教科書をカバンから出して机に広げる

こんなは顔を赤くして声を荒らげる

「てんめー!ばかにしてんのか!?」

と、怒鳴られる

「んー。ホントのこと言っただけ」

と、私は放つ。それに対して女は

私の胸ぐらを掴み持ち上げる

「ケホッケホッ」

と咳をする私をみて、クスクス笑うみんな

ドンと床に叩きつけられる凛華だが

「いててっ」

と言い立ち上がり席に戻る

「てめぇ覚えとけよ!」

って女の人達も席に戻る

海と空はまだ屋上でサボってることでしょう。

私はまた眠ることにした
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