彼の仮面を外す時
「あなたねぇ〜?嵐紀に遊ばれてるだーけーよ」

キャハハ!とバカにされる

「あら。そうなのかしら。遊ぶ?私を?あなた達こそ遊ばれてるのでは無いのかしら。」

と私は真顔で言う

「は?死ねよお前。なんなんだよこの前から生意気な」

と殴りかかってくる

私は目を閉じる。全てを受け入れるようにじっと我慢する

「なんで無視するの!?!」

と最後おおきく振りかぶって来る女

それは運悪く頭の傷口にあたる。

そのおかげで血がどくどくと流れ出す。

「やばいって!それ以上やめなよ、血が出てるよ」

と取り巻きが焦り出す

「うるさいわね!?わ、私違うから」

とリーダーが逃げていく

取り巻きのひとりが

「ごめんなさい。」

とタオルを渡してくれてパタパタと逃げていく
< 32 / 44 >

この作品をシェア

pagetop