彼の仮面を外す時
その後八京に抱っこをされて車に乗せられて倉庫

に戻る。

寝室のベットの上に優しく下ろされる

目の前には大きな姿見があり、私の無惨な顔が見える

自分でもあちゃぁーと思うほど晴れている目元

目元に眼帯をつけて幹部室に行く

ガチャと開けると海が走ってきて、私を抱え上げる

「ダメダメ、ゆっくりと歩かないと!」

と言いながら私を自分の膝の上に乗せる海

今日のことがよっぽど心配だったのかな

「ありがとう」

と精一杯の笑みを零すと

「わお、笑った」

とみんなが驚く

私はそんな顔が面白くてつい

「クククッププ」

と笑うとみんなで笑い出す。
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