彼の仮面を外す時
俺らはバイクの速度を上げて海へと走らせる

着いた途端

幹部の海が声を上げる

「見て!!あの子じゃない?」

指を指す先にはノースリーブのワンピで裸足の小さな女の子が震えながら倒れていた

「おい!」

と声をかけるが返事をしない

「裕翔!竜馬に電話して車でこさせろ」

と声をかける分かったと電話で竜馬を呼ぶ

俺はその女に着ていた、ジャンパーをかけて

抱きしめる。今にも折れてしまうんじゃないかと思うくらい細かった。

もうしばらくの辛抱だ頑張ってくれ

10分ほどでつく車

「おい!!どうしたんだ!?その子」

と声をかけてくる竜馬

「悪いが後で話す。取り敢えず飛ばせ」

というとニコニコしながら了解と言う。
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