彼の仮面を外す時
彼女の姿
〜桜〜
私を呼ぶなんて何事でしょうか。
と思いながらベッドルームに足を急がせる
「失礼します」
と入って見た先には
ボロボロで傷だらけな女の子が寝てた
思わず声をあげてしまった私。
喧嘩よりは手当を良くするし女だから呼ばれたのだろうと確信した私
服を渡され出ていったことを確認してから
傷口を見ることにした
「失礼します」
とワンピースを脱がせると
「うっ。」
喧嘩を見てる私でも驚くほど悲惨な体
火傷跡や痣、切り傷最近できたと思われるものが沢山消毒し包帯をまく
手足にも無数の切り傷痣
最もひどいのが頭だ
顔が血だらけだったのでタオルで拭く
真っ白でほそい顔、プルんとした小さなくちびる
まつ毛の長い目にスッとした小さな鼻
私は思った
「あぁ。なんて綺麗な子なのかしら」
ぶつけたであろう頭を包帯でぐるぐるにする
小さな手は小刻みにゆれ顔をしかめる女の子
私は守ってあげたいと思った。
私を呼ぶなんて何事でしょうか。
と思いながらベッドルームに足を急がせる
「失礼します」
と入って見た先には
ボロボロで傷だらけな女の子が寝てた
思わず声をあげてしまった私。
喧嘩よりは手当を良くするし女だから呼ばれたのだろうと確信した私
服を渡され出ていったことを確認してから
傷口を見ることにした
「失礼します」
とワンピースを脱がせると
「うっ。」
喧嘩を見てる私でも驚くほど悲惨な体
火傷跡や痣、切り傷最近できたと思われるものが沢山消毒し包帯をまく
手足にも無数の切り傷痣
最もひどいのが頭だ
顔が血だらけだったのでタオルで拭く
真っ白でほそい顔、プルんとした小さなくちびる
まつ毛の長い目にスッとした小さな鼻
私は思った
「あぁ。なんて綺麗な子なのかしら」
ぶつけたであろう頭を包帯でぐるぐるにする
小さな手は小刻みにゆれ顔をしかめる女の子
私は守ってあげたいと思った。