浅葱色の約束。






時代は、繰り返す。


争いも病気も、全て繰り返して。


そして同じ時間を辿る。


輪廻の時を越えて、本来あるべき場所へ。


それでも、そんなものに抗った少女は。



その目で、なにを見るのだろう。


その手は、なにを掴むのだろう。


そして、誰を想うのだろう。



どこに、


帰るのだろう───…





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