梓瀬君は時にオオカミになる。
(とゆうか私さっきからずっと壁ドンされたままなんですけど……)
頭の四隅でそんな事を考えていると

「お前にはお仕置が必要だな」
梓瀬君はニヤっと笑う。

私の両手を壁ドンしている手と反対の手で器用に押さえつけてきた。

びっくりして私が抵抗しようとするけど
梓瀬君が強い力で押さえつけてるので
身動きが取れなかった。
< 10 / 79 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop