梓瀬君は時にオオカミになる。
「席に付けー」先生の声が響く。
「前の黒板に席順貼るから移動してくれ」ガタガタ。みんなが机を動かす。
(はぁやっぱり前の席か…)
楓奈は前から2番目の席だった。
すると後ろの席の未紅が話しかけてきた。
「席近くてよかったね」
「うん!」
隣の男子が座ってきた。
「隣よろしくね。藺波さん」
声のした方に振り向く。
「よろしくね!ん!?」
(見間違えか?いや現実だ!)
隣に座ってきた男子は梓瀬君だったのだ。
「キャー梓瀬君近い!やったね!隣の席なんてやるじゃん楓奈!」
「う…うん!」
この時梓瀬君が悪戯な顔で笑っていたのは誰も知らない。
「前の黒板に席順貼るから移動してくれ」ガタガタ。みんなが机を動かす。
(はぁやっぱり前の席か…)
楓奈は前から2番目の席だった。
すると後ろの席の未紅が話しかけてきた。
「席近くてよかったね」
「うん!」
隣の男子が座ってきた。
「隣よろしくね。藺波さん」
声のした方に振り向く。
「よろしくね!ん!?」
(見間違えか?いや現実だ!)
隣に座ってきた男子は梓瀬君だったのだ。
「キャー梓瀬君近い!やったね!隣の席なんてやるじゃん楓奈!」
「う…うん!」
この時梓瀬君が悪戯な顔で笑っていたのは誰も知らない。