梓瀬君は時にオオカミになる。
「楓奈、あの人誰?」
諒汰が聞いてくる。
すると
「あんたこそ誰だよ」
「俺?俺は蒼風 諒汰だけど…」
「あんた俺のもんに何してんの?」
「は?あんた何言ってるんだ?」
「は?」
「俺は楓奈の幼馴染。それと“彼氏”だけど」
「………は?」
梓瀬君は私の顔を見る。
「ごめんね……。事実なの…」
「………」
「………」
「………」
沈黙が続いた。
それを破ったのはまさかの夢純さんだった。
「玲緒?どうしたの?」
「夢純さん」
「誰?そっちの男の子」
諒汰が聞いてくる。
すると
「あんたこそ誰だよ」
「俺?俺は蒼風 諒汰だけど…」
「あんた俺のもんに何してんの?」
「は?あんた何言ってるんだ?」
「は?」
「俺は楓奈の幼馴染。それと“彼氏”だけど」
「………は?」
梓瀬君は私の顔を見る。
「ごめんね……。事実なの…」
「………」
「………」
「………」
沈黙が続いた。
それを破ったのはまさかの夢純さんだった。
「玲緒?どうしたの?」
「夢純さん」
「誰?そっちの男の子」