梓瀬君は時にオオカミになる。
「楓奈、大丈夫だった?」
そう諒汰が聞いてくる。

「うん!ありがとう!」

「いいよ。俺は楓奈に何かあったら心配だからね」

そう言って諒汰は私の額にキスをしてくる。
私は真っ赤になる。
「ちょ………!?諒汰!何するの!?」
そういうと
「え?好きだからキスしたんだよ?」
そうストレートに言ってくる。
「っ……!もう!!」
「朝からイチャイチャ見せてくれるわねー」
未紅がからかってくる。

「………。もう教室行こ!」
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