第二ボタン
「終わったー。」
彼がその言葉を発した時、一気に焦りが出てきた。
まず、椅子から降りてみる。
そして彼が座っていた床の近くに腰を下ろした。
「何しようかw。」
そんな言葉しか思いつかなかった。
まずは色々話そうという雰囲気になり、頑張って話題を考えた。
よくよく考えれば同じ学校ということもあり、共通の話題は自然と出てきた。
友達の話や部活の話、学校生活の話など慣れてくるにつけて会話はそれなりに盛り上がった。
2時間くらい話しただろうか。
あの気まずさはなんだったのかと思うくらい、もう緊張はなかった。
すると彼から「そろそろいいかなw。」と言われた。
私もそこまで馬鹿ではない。
何をしたいのかすぐに理解できた。
「いいよ?」
彼は私に近づいてきて「まずハグしよっか。」そう言った。
私の背中に腕を回してきた彼の背中に私も手を伸ばした。
初めて男の人とハグをした。
暖かさを感じとても落ち着けた。
心地よすぎて離れたくないという気持ちが溢れた。
お互い恥ずかしさから自然と笑いが出て幸せを感じた。
少し離れて目と目が合った時「キスしていい?」と彼に言われた。
私は静かに頷き目を閉じた。
ファーストキスだった。
キスがこんなにも自分にとって思考を困らせるものだと思っていなかった。
何も考えられない…。
「口開けて…。」
彼からその言葉を言われた時、私の中で何かが狂った。
その後少しそんなイチャイチャが続き、彼の事を見送った。
1人で部屋に戻って今日のことを思い返した。
幸せすぎて時間を巻き戻したいとまで思った。
早くまた龍に会いたい…。
彼に対する気持ちがどんどん大きくなっていったのも、この日がきっかけだったなと思う。
彼がその言葉を発した時、一気に焦りが出てきた。
まず、椅子から降りてみる。
そして彼が座っていた床の近くに腰を下ろした。
「何しようかw。」
そんな言葉しか思いつかなかった。
まずは色々話そうという雰囲気になり、頑張って話題を考えた。
よくよく考えれば同じ学校ということもあり、共通の話題は自然と出てきた。
友達の話や部活の話、学校生活の話など慣れてくるにつけて会話はそれなりに盛り上がった。
2時間くらい話しただろうか。
あの気まずさはなんだったのかと思うくらい、もう緊張はなかった。
すると彼から「そろそろいいかなw。」と言われた。
私もそこまで馬鹿ではない。
何をしたいのかすぐに理解できた。
「いいよ?」
彼は私に近づいてきて「まずハグしよっか。」そう言った。
私の背中に腕を回してきた彼の背中に私も手を伸ばした。
初めて男の人とハグをした。
暖かさを感じとても落ち着けた。
心地よすぎて離れたくないという気持ちが溢れた。
お互い恥ずかしさから自然と笑いが出て幸せを感じた。
少し離れて目と目が合った時「キスしていい?」と彼に言われた。
私は静かに頷き目を閉じた。
ファーストキスだった。
キスがこんなにも自分にとって思考を困らせるものだと思っていなかった。
何も考えられない…。
「口開けて…。」
彼からその言葉を言われた時、私の中で何かが狂った。
その後少しそんなイチャイチャが続き、彼の事を見送った。
1人で部屋に戻って今日のことを思い返した。
幸せすぎて時間を巻き戻したいとまで思った。
早くまた龍に会いたい…。
彼に対する気持ちがどんどん大きくなっていったのも、この日がきっかけだったなと思う。