星は瞬き君に微笑む
【勇知】
智春が気になって来たもののまだ珍しく寝ている。
僕はその横で座って智春を見守る。
春『すーすー…』
少しだけ、も智春に触れる。
智春を好きな気持ちが溢れる。
「好き、だなー。」
好きなんだよ。智春。
僕が絶対守るから…
居なくなるのだけはやめてくれ…
このまま眠ったままのな気がしてしまった僕は一度起こすことにした。
「智春。智春。起きて。大丈夫?」
ん~とみをよじらせながらこちらを向く。
春『……』
…智春?
智春がさっきから口をパクパクさせるだけで一向に喋らない。
嫌な感じがする。
智春は戸惑いつつもメモとペンを取り出しなにやら書き出す。
恐る恐るその紙をみた。
絶望しかなかった。
“声、出なくなっちゃったみたい。”