星は瞬き君に微笑む








千『友美はね、私の友達だったの。』













友達が突然居なくなる喪失感…












掛け替えのない存在だったはずの、居なくなるべきでないひとが居なくなること。












私は一番分かる。













千代美ちゃんのように人が亡くなって近くにいなくなってしまったという寂しさ、悲しさは変わらない。











千『私が言いたいのは、何があっても睦葉から離れたりしないでほしい。』












睦葉から離れるなんて出来ない。












「そんなの、私が出来ません。」












ニコッと笑う私に安心したのか千代美ちゃんの目にはさっきの涙はなく、強い瞳が残っていた。
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