星は瞬き君に微笑む
『智和!智春!戻りなさい!!』



『何で出てきたんだ!!!』



「お父さん?お母さん?だぁれ?」



そう聞いても、お父さんたちは



『早く、戻りなさい!!!』



と言うだけ。




?「ガキ持ってったら、良い報酬でるんじゃ~ん?ウヒャヒャ」



その言葉を最後に何人もの黒の集団がこちらに攻めてきた。



お母さんたちは、私達を庇いながらの戦いは無理だと判断したのか、私と春の手をとり、走り出した。




あいつらと私達の距離は元々空いてたため、地下の通路から逃げていた。



しかし、その扉を出たが先を越され、追い付かれてしまった。



だが、幸いに近くの扉は空いていて外にも繋がっていた。



だから、お父さんとお母さんは私たちを優先した。



『智春!智和!その扉から逃げなさい!』



今考えたら、お父さんたちは、アイツらの相手が出来たのだろう。
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