射られる的【BL】
翔馬「せ、せんぱ…今、口に…!じゃなくて!そんなことより!なんでここにいるんですか?助けて下さい!」

大斗「キスをそんなことって…大事なことだよ?これから毎日するんだから。」

は?先輩何言ってんすか。

翔馬「言いから!言いからとりあえず早く質問に答えてくださいよ!」

大斗「ははっごめんごめん。質問なんだっけ?」

翔馬「ここどこ?なんで俺がここにいんの?!」

大斗「ここは俺ん家の地下室。翔馬を守る為にここに連れてきたの」

は?守る?先輩頭おかしくなったか?

翔馬「あの、守るって何から?それに俺守ってもらわなくて平気です。男ですし。…なんであの拘束外してください。」

大斗「無理。」

翔馬「はぁ?無理じゃなくて。先輩、これ犯罪ですよ?監禁だなんて有り得ないです。今なら許すんで解放してください。」

大斗「だから、無理。だって翔馬はこれから俺の…俺の性奴隷になるんだから。」

…聞き間違いかな?うん、きっとそうだ。うん。

大斗「聞き間違いじゃないからね!これから俺の性奴隷になるんだよ!わかった?」

翔馬「聞き間違いであって欲しかったよ、先輩どーしちゃったんですか?何言ってるのか分かってます?てか俺を守る為じゃなかったのかよ!」

大斗「守る為でもあるよ?だって翔馬が俺の性奴隷ってみんなに知られたら周りの目が…ね?いじめられるかもしれないし」

それ全部お前のせいだし。お前が原因じゃんよ!
ふっざけんな!!!

大斗「黙っちゃって~守られてるの分かって嬉しかった?」

そう言いながら、バックハグをしてくる。

はぁため息しか出ない。
あの完璧な先輩どこいっちゃったの。
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop