もう誰かを愛せはしない
8・泣きたくなる程、愛してる
日曜日。
まだAM6:00だというのに、枕の横に置いている携帯の着メロが鳴り響いている。
誰よ…
休日の朝っぱらから。
「…もしも〜…し?」
着信音がうるさいので渋々電話に出た。
「メイサ!おはよー」
「ショー…スケ?」
通話口から聞こえたのは、朝からハイテンションな翔介の声。
朝から何でこんなに元気なのよ、この男は。
「メイサ、寝てた?声がかすれてるけど」
「…うん。寝てた。それはもうグッスリとね。…だからまた寝る。じゃ」
「あ゛ーっ!ちょい待ち!!」
携帯を持ってる事すら面倒くさくなったので、スピーカーボタンを押して枕元に投げた。
その際も翔介はビービー何かを喋っている。
本当にも〜…
うるさいなぁ…
「…ねぇ、用件だけ話してくれない?」
渋々起き上がって翔介に話し掛けると、翔介は明るい声で用件を話し始めた。
「あのさ、今日俺んち来ない?たまには部屋でのんびりしようよ」
部屋ねぇ…。
ヤラしい事を考えてなければいいけど。
「…じゃあ迎えに来て」
「もちろん♪メイサのご両親に挨拶した方がいいよね?俺、スーツ着て行くよ」
「余計な事しなくていいから早く来て!早くしないとまた寝るからね」
「わーっ!!行きますっ行きますから!」
翔介に住所を教え通話を切った後、顔を洗って髪をとかし、化粧を軽くして着替えた。
…一応…下着もちゃんとしたのを身につけておいた方がいいかな。
キスはしたし、部屋に行く事だし念のためにね。
そんな事を考えていると、再び携帯が鳴った。
「もしもし?」
「メイサ〜…車で来たんだけど迷子になっちゃった。カーナビ壊れてたの忘れてて変な所来ちゃったよ。マジここ何処〜…」
「知るか!」
住所も教えたのに何で迷うかな。
…仕方ない。
迎えに来させた私も悪いし、分かりやすい場所まで行ってあげるか。
まだAM6:00だというのに、枕の横に置いている携帯の着メロが鳴り響いている。
誰よ…
休日の朝っぱらから。
「…もしも〜…し?」
着信音がうるさいので渋々電話に出た。
「メイサ!おはよー」
「ショー…スケ?」
通話口から聞こえたのは、朝からハイテンションな翔介の声。
朝から何でこんなに元気なのよ、この男は。
「メイサ、寝てた?声がかすれてるけど」
「…うん。寝てた。それはもうグッスリとね。…だからまた寝る。じゃ」
「あ゛ーっ!ちょい待ち!!」
携帯を持ってる事すら面倒くさくなったので、スピーカーボタンを押して枕元に投げた。
その際も翔介はビービー何かを喋っている。
本当にも〜…
うるさいなぁ…
「…ねぇ、用件だけ話してくれない?」
渋々起き上がって翔介に話し掛けると、翔介は明るい声で用件を話し始めた。
「あのさ、今日俺んち来ない?たまには部屋でのんびりしようよ」
部屋ねぇ…。
ヤラしい事を考えてなければいいけど。
「…じゃあ迎えに来て」
「もちろん♪メイサのご両親に挨拶した方がいいよね?俺、スーツ着て行くよ」
「余計な事しなくていいから早く来て!早くしないとまた寝るからね」
「わーっ!!行きますっ行きますから!」
翔介に住所を教え通話を切った後、顔を洗って髪をとかし、化粧を軽くして着替えた。
…一応…下着もちゃんとしたのを身につけておいた方がいいかな。
キスはしたし、部屋に行く事だし念のためにね。
そんな事を考えていると、再び携帯が鳴った。
「もしもし?」
「メイサ〜…車で来たんだけど迷子になっちゃった。カーナビ壊れてたの忘れてて変な所来ちゃったよ。マジここ何処〜…」
「知るか!」
住所も教えたのに何で迷うかな。
…仕方ない。
迎えに来させた私も悪いし、分かりやすい場所まで行ってあげるか。