もう誰かを愛せはしない
こんな事しかしてあげられない私は、礼羽の彼女って言えるのかな?
そんな名前だけの存在はお互いを苦しめるだけじゃないのかな。
私はいつか…
ユウキさんを忘れられるのかな?
秋と冬の間の季節の肌寒い風が身に染みた。
その日の夜更け。
礼羽からメールが届いた。
“ありがとう”の5文字のメール。
メールをするのなんて初めてじゃないのに、私はこのメールが嬉しくて泣いた。
あぁ…
私はやっぱりバカだった。
幸せが何かを忘れてしまう程のバカ者だった。
幸せなんて
こんな身近な所に
ちゃんとあったのにね。
そんな名前だけの存在はお互いを苦しめるだけじゃないのかな。
私はいつか…
ユウキさんを忘れられるのかな?
秋と冬の間の季節の肌寒い風が身に染みた。
その日の夜更け。
礼羽からメールが届いた。
“ありがとう”の5文字のメール。
メールをするのなんて初めてじゃないのに、私はこのメールが嬉しくて泣いた。
あぁ…
私はやっぱりバカだった。
幸せが何かを忘れてしまう程のバカ者だった。
幸せなんて
こんな身近な所に
ちゃんとあったのにね。